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通常の大腸がんの手術では、腹部に20cmくらいの大きな傷ができます。
この傷が大きいと術後の痛みが強くなり、回復にも時間がかかって入院日数が長くなってしまうことになります。
近年、「腹腔鏡(ふくくうきょう)」というカメラを用いた手術が急速に普及してきています。
この方法はひとつの大きな傷で手術を行うのではなく、数ミリの小さい傷を3〜4箇所ほどつくってそこから細長いカメラやハサミなどを挿入して行います。切除した大腸を取り出すためにできる傷も4〜5cmくらいで済むので、通常の手術と比べると傷は非常に小さくてすみます。
この方法は体への負担が軽減され、入院期間の短縮も期待できるというメリットがあります。
ただし医療コストの問題や手術に要する時間やスタッフ育成の問題など、解決すべき課題も数多く残っています。
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