大腸ポリープ・大腸がんの原因は・・・
大腸ポリープや大腸がんができやすい体質 + 食生活の欧米化(肉類摂取の増加)
大腸がんで命を落とさないために最も有効なのは、定期的に大腸内視鏡検査を受けること。
(解説)
大腸ポリープや大腸がんが見つかった方からいただく質問のなかで最も多いものが、「原因は何でしょう?」というものです。
実際には、大腸ポリープや大腸がんができる原因はまだすべて解明されているわけではないので、分かっている範囲でお答えするしかありません。
以前はこの質問をされたときには、「遺伝子が食物などに含まれる有害物質の刺激で変異して・・」などと説明していました。
しかしこの説明では「分かったような分からないような・・・」という反応をされる方が多いので、現在では上のような説明のしかたに変えています。
専門家の先生が見ると変な表現と思われるかもしれませんが、患者さんに納得してもらうことを優先させて現在ではこの説明法に統一しています。
大腸ポリープ・大腸がんは肉を多く食べる国の人に多く発生することがわかっています。
しかしいまさら食生活を変えて肉類をひかえても、あまり意味はないということもわかっています。
数十年にわたって蓄積された食生活の影響が蓄積されているため、これから食生活を改善しても大腸ポリープや大腸がんができなくなるということはありません。ダイエットと同じように考えるわけにはいかないということです。
だから、大腸がんで命を落とさないためにもっとも大切なのは、定期的に大腸内視鏡検査を受け、大腸ポリープのうちに切除して大腸がんに進行するのを予防することに尽きるのです。
どうしても定期的に大腸内視鏡検査を受けるのが難しいのであれば、せめて年一回の便潜血検査を受けることをお勧めします。
それだけでも大腸がんで命を落とすリスクをかなり減らすことができるのです。
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