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大腸ポリープで症状が起こることはまずない。
大腸がんも、かなり進行しなければ症状が起こることは少ない。
血便・便秘・腹痛といった症状は、大腸がんがかなり進行してから起こることが多い。
症状がないうちに見つかった大腸がんと、血便や便秘などの症状が起こってから見つかった大腸がんでは、助かる可能性に大きな差があることがわかっている。
結局、大腸がんになった人が助かるかどうかは、「症状がないうちから大腸がん・大腸ポリープを発見して治療できたかどうか」ということが最も重要となる。
症状がないうちに大腸がん・大腸ポリープを見つけて治療するには、現時点では定期的に大腸内視鏡検査を受けるのが最善の方法。
それが困難であれば、精度はかなり落ちるが便潜血検査だけでも毎年受けておいたほうがよい。
(解説)
大腸ポリープで症状が起こることはまずありません。
血便や便秘といった症状で大腸内視鏡検査を受けた方に大腸ポリープが見つかることはよくあるのですが、これは大腸ポリープが原因で血便や便秘が起こったわけではなく、「たまたまポリープが見つかっただけ」のケースが大半です。
大腸がんの恐ろしいところは、「かなり進行するまで症状がなく、症状が起こったときには手遅れになっていることが多い」ということです。
大腸がんの人が助かるかどうかは、外科医の技量や抗がん剤の有効度もさることながら、それ以上に「どの段階で発見され、治療されたか」ということが最も重要になります。
他の項目でも同じようなことを何回も書いていますが、大腸がんで命を落とさないためには、「定期的に大腸内視鏡検査を受け、ポリープのうちに切除する」ことに勝る方法はないのです。
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