(原因)
皮膚の下に袋状の構造物ができ、そこに粥状の「あか」がたまる。
感染を起こすと腫れて膿がたまる。
(治療)
膿がたまって腫れているときには、切開して膿をだせば楽になる。
その後経過を見て、炎症がひいた時点で切除を考慮する。
原因となっている袋をすべて取り除く必要がある。
(解説)
この粉瘤(アテローム)は、全身の皮膚どこにでもできる病気です。
粉瘤は肛門周囲にできることもよくあるので、その場合には患者さんが肛門科を受診するわけです。
粉瘤の患者さんを診察するときに気をつけているのが、「痔ろうと間違えないこと」です。
粉瘤は皮膚だけの病気ですが、痔ろうは肛門内までトンネルでつながっているので治療法はまったく異なります。
膿がたまって腫れている場合には、局所麻酔で切開して膿を出せば楽になります。
その後は経過を観察し、炎症がひいた時点で袋を手術でとりのぞく必要があります。
放置しておくとほとんどの場合、将来また腫れてくるためです。
粉瘤の切除は、日帰りで簡単にできます。
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