(原因)
大腸の蠕動(ぜんどう)が狂って、下痢が起こる。
(症状)
「急に便意が起こり、トイレにいそいで駆け込むことが多い」
「急に腹痛が起こって下痢が起こる」
「排便回数が多く、たびたびトイレに行く」 など。
便意が起こるときには腹痛を伴うことが多いが、通常は排便すると軽快する。
(治療薬)
整腸剤(腸内細菌を整える薬)
食物繊維の作用がある薬
・以下の薬を状況に応じて追加する
腸のぜん動を調節する薬
下痢止めの薬
抗うつ薬や抗不安薬
(解説)
この病気はストレスと関係が深く、都会の病院ではごく一般的に見られる病気です。
東京都内で大腸肛門科の診療を行っていると、この過敏性腸症候群の下痢型で悩んでいる方がとても多いのに驚かされます。
とくに「電車の中で急に便意が起こるので、通勤が不安」という訴えが多いです。
私も経験があるので、通勤電車の中で急に便意が起こると大変なのはよくわかります。
余談ですが私もヨーロッパ旅行中にこのような症状に悩まされたのですが、そこから発展途上国に飛んだとたんにぴたりと治ってしまった経験があります。
この病気は環境が大きく影響する証拠ではないかと、勝手に思っています。
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