痔核の術式には、けっさつ切除術、PPH、ジオンなどがあり、それぞれに長所と短所があります。
けっさつ切除術はどんなタイプの痔核にも対応可能ですが、PPHやジオンは「向くタイプの痔」と「向かないタイプの痔」があります。
ですから、必ずしも患者さんが希望する術式で治療できるわけではありません。
医師の診察を受けた上で、治療方針を相談する必要があります。
脱出する痔核の治療法は、大きく分けて3つあります(けっさつ切除術、PPH、ジオン)。
この中でもっとも実績があり、どのようなタイプの痔核にも対応できるのはけっさつ切除術です。
ただしけっさつ切除術は医師の技量差が出やすく、出血や痛みなどの問題もあるため、最近ではPPHやジオンといった新しい治療法が普及しつつあります。
PPHやジオンは、うまく使うと痛みも軽くて非常にいい方法だと思います。
ただしPPHもジオンも、「向くタイプの痔」と「向かないタイプの痔」があります。
向かないタイプの痔核に無理やりPPHやジオンをしてしまうと、再発したり、よけいにひどく腫れたりして失敗します。
肛門科の修練を積んだ医師であれば、痔核のタイプに応じた最善の治療法を判断し、患者さんにそれを提案してくれると思います。
どの治療法でもうまくいきそうなタイプの痔あれば、治療法の選択は患者さんの希望を優先してもかまわないと思います。
でも「PPHやジオンが向かないタイプの痔で、けっさつ切除でなければ治せない」と医師が判断したのであれば、けっさつ切除術で治療する方が良い成績が得られます。
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