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レーザーメスは肛門科の手術に限って言えば特にメリットが無いと考えているので、われわれの施設では使用しておりません。 痔の日帰り手術をおこなっている肛門科専門クリニックでは、レーザーをPRしているところがあります。 当院で手術を受ける患者さんからも、ときどき「レーザーは使いますか?」という質問があります。 われわれの施設では、現在レーザーは使用しておりません。 レーザーメスを使用したことがないわけではありません。 以前購入して試してみたけれど、レーザーにはメリットがないと判断したためです。 レーザーは、「切る時に出血しない」というのが売りです。 しかし痔の手術では、訓練を積んだ医師が正確な手術を行えば、出血で困ることはまずありません。 逆にレーザーはミリ単位の繊細な切除が困難なので、デリケートな部位である肛門の手術には向かないと考えています。 私は「大腸肛門病学会」という肛門科の専門学会などで頻繁に発表を行っておりますが、レーザーメスのメリットが近年話題になったことは無いと思います。 本当にすぐれた方法であれば、頻繁に同業者で話題になるか、定着して学会発表でもよくお目にかかると思うのですが、実際にはそうなってはいないようです。 また、全国的に名の通った一流の大腸肛門科専門病院の中で、レーザーメス主体で手術を行い、そのメリットを主張しているところは、私の知る限りどこにもありません。 「痔の手術について(術前)」の関連記事 肛門科で手術を勧められていますが、本当に手術は必要?(痔核・痔ろう・裂肛)|痔核の手術を受けます。希望する方法で手術してもらえるの? |痔ろうの手術を受けます。希望する方法で手術してもらえるの? |裂肛の手術を受けます。希望する方法で手術してもらえるの? |治療中の病気がありますが、手術に支障はないですか?|手術はどれくらい時間がかかりますか?|肛門科の手術スケジュール(日帰り手術)|肛門科の手術スケジュール(入院手術)|治るまでにどれくらいかかりますか?|手術は痛くないの?|肛門科の日帰り手術について|日帰り手術を受けた日に運転してもいいの?|レーザーメスは肛門科の手術には有効?|肛門科手術の際に行われる麻酔について|麻酔の合併症について
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