・大腸内視鏡検査とは、カメラで大腸を直接見てくわしく調べる検査のこと。
・注腸造影検査(バリウム検査)より圧倒的に精度が高い。
・大腸ポリープがあったら、その場で切除して治療できる。
・異常所見があったら、組織をつまんで顕微鏡で調べることもできる。
・大腸を調べるには最高の方法だが、医師の技量次第で苦痛に大きな差が生じる。
・大腸肛門科の専門病院なら、多くの場合楽な無痛大腸内視鏡検査を受けられる。
大腸内視鏡検査で用いるカメラ

 |
(図左) 長さ130cm・直径1cmくらいの細長い内視鏡カメラを肛門から挿入する。
(図中央) 奥(口側)に向かって内視鏡を進めていく。
(図右) 大腸のいちばん奥(小腸とのつなぎ目のところ)まで到達したら挿入終了。
この場所から内視鏡を抜いていきながら、大腸をくわしく観察する。
大腸をカメラで直接見るので、注腸造影検査(バリウム検査)よりはるかに精度が高い。
|
 |
大腸ポリープが見つかったら、その場で切除して治療することができる。
異常所見があったら、組織をつまんで顕微鏡で調べることもできる。
(解説)
大腸内視鏡検査とは、長さ130cm・直径1cmくらいの細長いカメラを肛門から挿入し、大腸をくわしく調べる方法です。
大腸内視鏡検査は、かつて広く行われていた注腸造影検査よりはるかにメリットが多く、現時点での大腸検査法としては最善の方法です。
かつて大腸内視鏡検査は痛くて大変な検査だったのですが、最近では痛くない無痛大腸内視鏡検査の技術が飛躍的な進歩を遂げています。
大腸内視鏡検査を数多く行っている専門病院であれば、昔よりはるかに楽に検査が受けられるようになっています。
わたしが所属している大腸肛門科の専門病院では、現在大腸内視鏡検査を年間20000件行っています。
これは全国に無数にある大学病院や内視鏡センターのなかでも、三本の指に入る件数です。
大腸内視鏡検査でできること
・大腸をくわしく調べる(注腸造影検査:バリウム検査よりはるかに精度が高い)
・異常があったら組織をとって、顕微鏡で調べることができる(病理検査といいます)
・大腸ポリープが見つかったら、切除して治療できる(大腸ポリペクトミー)。
・大腸の手術後などで腸が狭くなっている場合には、内視鏡で広げることもできる。
大腸内視鏡検査の関連記事
大腸内視鏡検査とは|無痛大腸内視鏡検査について|大腸内視鏡検査:どういうときに必要か|大腸内視鏡検査の精度について|大腸内視鏡検査をうける間隔について|大腸の精密検査法の比較(大腸内視鏡検査 vs.注腸造影検査)
|
よくわかる大腸・肛門科 HOMEへ
症状から病気を診断|肛門科を受診しよう|疑問を解決|プロフィール|リンク
大腸内視鏡検査・大腸の病気 (大腸内視鏡検査|大腸ポリープ|便潜血・・・)
肛門科の病気 (痔核|痔ろう・肛門周囲膿瘍|裂肛|直腸脱|直腸瘤・・・)
|