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大腸粘膜下腫瘍

・大腸粘膜の下にできる腫瘍のことを、粘膜下腫瘍という。
・粘膜下腫瘍の多くは良性であり、経過観察で十分であることが多い。
・悪性の可能性が否定できない場合、治療が必要となる。


大腸粘膜下腫瘍


大腸粘膜下腫瘍にはさまざまな種類がある。

見ただけで診断がつく場合も多いが、さらに詳しい検査(超音波内視鏡検査やCT検査など)が必要になることもある。



・大腸粘膜下腫瘍の種類

脂肪腫
嚢胞
血管腫
平滑筋腫
平滑筋肉腫
神経鞘腫
線維性腫瘍
カルチノイド
悪性リンパ腫
GIST・・・


・治療の指針

小さいもの(大体2cm以下くらい)、および明らかに良性と診断できるもの
(脂肪腫やのう胞など)

定期的に経過を観察することが多い。
徐々に大きくなってくる場合には、悪性の可能性があるので手術を勧めることもある。


ある程度大きいものや、小さいものでも、悪性の可能性があるもの
(潰瘍があったり、表面が凸凹したもの)

さらにくわしい検査(超音波内視鏡検査やCT検査など)を行う必要がある。

かなり大きいもの(5cmを超えるようなもの)の場合には、悪性の可能性が高いので、はじめから手術を勧めることもある。






(解説)

日常的に大腸内視鏡検査をやっていると、この粘膜下腫瘍がときどき見つかります。

大半の粘膜下腫瘍は悪性の可能性が少ない小さいものか、見るからに良性のもの(脂肪のかたまりなど)であることが多いため、通常は経過観察を行います。

半年〜一年後にふたたび大腸内視鏡検査を行い、サイズに変化が無ければ特に治療の必要はありません。


いっぽう粘膜下腫瘍には大きいものや、表面が凸凹しているものもまれに見つかります。この場合には悪性の可能性があるので、慎重に対処する必要があります。

悪性が疑われる場合には、詳しい検査を行った上で手術を考慮することになります。





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