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低位筋間痔ろう(IIL)の手術

・低位筋間痔ろうはもっとも多いタイプの痔ろうであり、全体の70%を占める。
・低位筋間痔ろうの術式は、「痔ろうのできる位置」および「深さ」に応じて決まる。


低位筋間痔ろう(IIL)の手術1 後方(背中側)の痔ろうは・・・
低位筋間痔ろう(IIL)の手術2 切開開放術で治療することが多い。

この場所にできた痔ろうは、この術式でも変形のリスクはきわめて低い。
低位筋間痔ろう(IIL)の手術3 前方(腹側)や側方の痔ろうは・・・
低位筋間痔ろう(IIL)の手術4 括約筋温存術や・・・
低位筋間痔ろう(IIL)の手術5 シートン法で治療することが多い。
低位筋間痔ろう(IIL)の手術6 この位置にある痔ろうに対して切開解放術を行うと、変形が生じる可能性がある。

(ただしごく浅いものであれば、切開解放術でも変形は起こらない)


(解説)

低位筋間痔ろう(IIL)の手術は、「痔ろうができる位置」および「痔ろうの深さ」で大体の術式が決まります。

原則として
後方(背中側)のものには切開開放術
前方(腹側)および側方のものにはシートン法括約筋温存術
というふうに使い分けることが多いです。

ただし、後方のものでも深い痔ろうの場合にはシートン法や括約筋温存術を用いることもあるし、前方や側方のものでもごく浅いものには切開開放術を用いることもあります。


低位筋間痔ろうの治療方針は、肛門科手術を行う医師の間でも考え方が異なることがよくあります。
ただし「一回の手術で変形なく治す」ということを目標にしているのはだれでも同じです。



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