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| ・直腸脱の手術:アルトマイヤー法について。 ・経肛門的手術の「最後の手段」的な位置づけとなる手術。 ・大きく脱出する直腸脱や、再発を繰り返す直腸脱に適している。 ・この術式を行える病院は全国でも限られている。 |
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アルトマイヤー法の概略を示す。 (ここでは理解しやすいように、極端に簡略化して解説してある。実際には腸間膜を処理したり、腹膜を開腹処理したり、挙筋形成術を行ったりと、ここに示していない多くの操作が同時に行われる) |
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外側の腸管の粘膜と筋肉を切開してゆく。 (デロルメ法では直腸粘膜をおおっている粘膜だけはがす) |
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腸管の切開を進めてゆく。 外側の腸管を全周切開すると、内側の腸管が伸びてくる。 |
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内側の腸管を、点線のところで切る。 |
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内側の腸管を切り終わった状態。 これで脱出していた腸管はすべて切断されたことになる。 |
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外側と内側の腸管の切断部位を縫合してゆく。 |
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縫合を進めてゆく。 縫合したところは徐々に奥に引き込まれてゆく。 |
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手術が終了した状態。 縫合した部位は正常の位置に戻る。 |
(アルトマイヤー法が行われる状況) 大きく脱出する直腸脱で、デロルメ法では治せないケースや・・・ 過去にデロルメ法/三輪-Gant法を行って再発したようなケースで・・・ なおかつ高齢者で全身麻酔のリスクがある・・・ このような状況の人に適した術式。 (アルトマイヤー法の長所) 全身麻酔が不要。 「ゆるくなった肛門の締まりを正常に近づける処置(挙筋形成術)」を同時に行えるので、高齢者や肛門括約筋の機能が低下した人ではこの術式が優先される。 大きく脱出する直腸脱でも対応できる。 デロルメ法や三輪-Gant法などで再発を繰り返すケースにも対応できる。 いかなるタイプの直腸脱にも対応できるため、経肛門的手術の中で「最後の手段」的な位置づけとなる術式。 (アルトマイヤー法の短所) 全国的にも行っている病院は少ない。(大半の施設では三輪-Gant法しか行っていない) 直腸を切除してつなぐ手術なので、いわば直腸がんの手術のようなもの。 経肛門的手術のなかではダメージが大きい手術であり、縫合不全(縫いあわせた腸がもれること)のリスクがわずかにある。 だから全身麻酔のリスクが低く、肛門括約筋の機能が正常の若い人であれば、直腸固定術をまず考慮することが多い。 |
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