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痔核の注射療法(パオスクレー)

・痔核から出血している場合、この注射療法が有効。
・80%くらいのケースで、出血は改善する。
・この方法でも出血が改善しないケースでは、手術などを考慮した方がよい。


注射療法(パオスクレー)1 痔核から出血している場合、放置しておくと貧血が進んでしまう。
注射療法(パオスクレー)2 出血している部位に止血剤(パオスクレー)を打つ。

1〜2日間ほど、針穴から少しずつ出血することがある。

まれに(100人中3人くらい)痛み、腫れなどの副作用が起こることがある。


この治療の有効率(出血が止まる)は、80%程度。

出血が止まらない場合には、他の治療(ジオン注射や手術)を考慮する。

この薬の効果は半年〜1年で切れることが多い。
その場合には、再度同じ治療を行う。






(解説)

痔核の出血で患者さんが肛門科を受診された場合、われわれはいろいろな治療法で対処をおこなっています。

もっとも簡単なのは薬(軟膏や座薬)を使う方法であり、少量の出血(紙につく程度)であればこれだけで対処できることが多いです。

ある程度出血量が多い場合(ポタポタ落ちる人など)には、薬だけでは止血できないことが多いため、この注射療法(パオスクレー)が行われます。

この方法は、外来で痛みもなく簡単にできるという長所があるのですが、すべての出血が止められるわけではありません。
また、この治療法は半年〜一年で効果がなくなることが多いです。

パオスクレーを使用しても出血が続く場合には、痔核根治手術ジオンといった治療法を選択することもあります。

また、痔核の出血がある人の場合には、大腸がんなどの腸の病気が隠れていることがあります。
特に40歳以上の方では、痔からの出血と思われる場合でも、大腸内視鏡検査をお勧めしております。



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