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肛門科の手術後に起こりうるトラブル6 (変形および便漏れ)




肛門科の手術を受ける方がもっとも心配されるのが、この「肛門の変形は大丈夫か?」「便が漏れたりしないか?」「肛門がゆるくならないか?」ということです。

昔行われていた肛門科の手術は、一回の手術で完治させることだけを考え、肛門機能はあまり重視されていませんでした。
そのためかなり昔に肛門科の手術を受けた方を診察すると、かなりの変形をきたして便もれなどの悩みを抱えているケースもときどきあります。。
特にこのトラブルが起こる可能性があるのは、古いやり方で痔ろうの手術を行った場合です。
「痔の手術を受けると肛門がゆるくなる」と言われていたのは、多くはこのことを指しています。


最近では術式の改良が進み、肛門機能を重視した手術が行われるようになってきていますので、このトラブルは昔とくらべると激減しています。


痔核根治手術では、肛門の筋肉を傷つけることはないので、このトラブルはおこりません。

裂肛根治手術では、ある程度肛門を広げる処置を行うことがあるのですが、注意して行うので変形や便漏れが起こることはまずありません。

注意が特に必要となるのは、痔ろうの手術の場合です。
痔核や裂肛と違って、痔ろうの手術ではこのトラブルが起こらないように細心の注意を払う必要があります。

我々の場合、肛門変形を最小限にするよう細心の注意を払った手術を行っていますので、術後にこのトラブルが起こるケースはまれです。



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